今回は世界遺産の美しい街、クヴェトリンブルク(Quedlinburg)をご紹介します。
クヴェトリンブルクは、旧東ドイツ、ザクセン=アンハルト州に属しています。
ドイツのほぼ中央、ハルツ山地の北東に位置しています。人口は約24,000人ほどですが、1994年に『クヴェトリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街』が世界遺産に登録され、一躍有名になりました。
クヴェトリンブルクは「ドイツ木組みの家街道」上の街でもあり、1300軒以上のロマネスク様式の美しい木組みの家(Fachwerkhäuser)が街中を埋め尽くしています。
マルクト広場の近くには「木組みの家博物館」があり、後期ゴシックからユーゲントシュティール様式にいたる家々のモデルが展示されています。
クヴェトリンブルクの街はかつて交易都市として栄え、力をつけた商人や豪農たちが独立を求めましたが、これを規制しようと当時の国王は石造りの建造物を禁止しました。
それで木組みの立派な建物が多く建てられました。
木組みの家だけでなく、城山(Schlossberg)もぜひ訪れていただきたいスポットです。
城はドイツ初代の王、ハインリヒ1世の居城のひとつとして919年に建てられました。
王の死後、城全体は女子修道院になりましたが、修道院付属の聖セルヴァティウス教会はラテン十字の形をしたロマネスク様式の建物でバジリカが特に素晴らしいです。教会隣には「城博物館」もあります。
冬はクヴェトリンブルクのクリスマスマーケットもおすすめです(サイトはドイツ観光局のものです。)
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【ベルリン発着】美しい木組みの家が並ぶ世界遺産の町 クヴェトリンブルク日帰り観光