ドイツの名(迷?)物 その7 バウムクーヘン


日本で最も知られているドイツのお菓子、それはバウムクーヘンだと思います。
バウムはドイツ語で「木」、クーヘンは「ケーキ」、つまり「木の(形の)ケーキ」というもの。
実はドイツ人には日本人ほど知られていないものだったりするようです。

それは今でも伝統的で手間のかかる作り方をしているので、結構高級品として扱われているため。
回転するローラーに生地を少しずつかけ、熱して焼き上げる、この作業を何回も何回も繰り返すことによってあの美しい年輪の形になるのです。

この写真のものはハンブルクとベルリンのちょうど真ん中ほどに位置するザルツヴェーデル(Salzwedel)の工場のもの。
一説によると、バウムクーヘンはこの旧ハンザ都市で古い町並みの残るザルツヴェーデルで生まれたとか。

本場のものは手間隙かけている分、味に深みが感じられます。
ドイツを訪れた際にはちょっと奮発して食べてみるのもいいかもしれませんね。








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