ドイツの名(迷?)物 その6 赤ずきんちゃんのシャンパン(ロートケップヒェン・ゼクト)


ドイツ中部ヴァイマールとライプチヒの間にフライブルクという町があります。

こちらはよく知られている黒い森にあるフライブルク・イム・ブライスガウ(Feiburg im Breisgau)ではなく、(ウンストゥルート川沿いの)フライブルク(つづりがちょっと違う、Freyburg)という所。ドイツには同じ名前の地名が結構存在するので、こうやって場所や川などの名前をつけて区別しています。

大きなお城が山の上に聳えるこの小さな町にはある名産があります。
その名も「赤ずきんちゃんのシャンパン(ロートケップヒェン・ゼクトRotkaeppchensekt)」。
…(もっとも、本当は赤いキャップがついているからそんな名前になったんですが)…

創立は19世紀中ごろ。
旧東ドイツ時代も生産は行われ、統一後全国に広がり、今ではドイツで最も多く飲まれているシャンパンになりました。

本社のあるフライブルクでは工場見学も可能で、歴史的な工場内部には世界一大きいといわれているシャンパン樽(120,000ℓ入る)があります。

見学の最後にはシャンパンが振舞われます。
味は甘すぎず、辛すぎず、非常に飲みやすいもの。
ドイツで一番愛されているだけあります。








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