ドイツのキャンプの定番「シュトックブロート」


シュトックブロートとは、Stock(シュトック)=「棒」Brot(ブロート)=「パン」、つまり棒パンを意味し、その名のとおり、長い棒に、パン生地を巻き付けて、焚火で炙って作るパンです。

ドイツでは、学校や幼稚園のキャンプや遠足、子供の誕生日会などの行事でよく見かけ、森に落ちている長い枝などに、手作りのパン生地や、手軽にスーパーで売っているピザ用の生地などを巻き付けて炙ります。生地の中にチーズやハムを入れたり、食べ方も色々。
中まで火が通るのに10分くらいかかりますが、自分で焼いた出来立てあつあつのパンは格別です♪


このシュトックブロート、クリスマスマーケットで見かけることもあります。
大都市のクリスマスマーケットではあまりお目にかかりませんが、地方のクリスマスマーケットなどでは、人々が焚火を囲み、このシュトックブロートを焼いている光景を見かけたりします。
寒空の中、地元の人に混ざって、焚火を囲みつつ焼きたてアツアツのシュトックブロートを頬張るなんて、とても素朴で心温まりますよね。

旅先でキャンプを体験する機会はなかなかないかもしれませんが、クリスマスマーケットなどでシュトックブロートを焼いている光景を見かけたら、是非体験してみては如何でしょうか。












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