洋酒に漬け込んだドライフルーツやナッツを加えた生地を二つ折りにして発酵させ、焼いた後にたっぷりの粉砂糖をかけた、ドイツのアドヴェントになくてはならないお菓子です。
シュトレンの起源には諸説ありますが、1329年のナウムブルグ司教へのクリスマスの贈り物が最古の記録とされています。その後、長い歴史の中で少しずつ味や形を変化させながら、今日に伝わるシュトレンができました。
シュトレンはドイツ語で「坑道」の意味。形がトンネルの形に似ていることから、この名前がついたと言われています。また、たっぷりとかかった粉砂糖が、白い産着に包まれた幼子イエスをイメージしているとも言われています。
シュトレンはお店でももちろん買えますが、自宅で焼く人も多く、かなり日持ちがするので、クリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣があります。
日が経つごとにフルーツやラム酒の風味が生地へと移って熟成し、おいしさを増していく、これもまたクリスマスを待つ間の楽しみの一つです☆
↑仕上げにバターたっぷり♪日持ちをさせるためにも、バターをたっぷり塗り、しっかりと粉砂糖でコーティングします。
日本でも浸透してきたシュトレンですが、本場ドイツで味わうシュトレンはまた格別!
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