アドベントは「到来」を意味するラテン語Adventus（＝アドベントゥス）から来たもので、「キリストの到来」のこと。
11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことです。
アドベントクランツ（クランツはドイツ語で冠の意）は、その期間に灯される4本のろうそくのことで、第１アドベント（クリスマスの4週間前の日曜日）から第4アドベント（クリスマス直前の日曜日）まで、毎日曜日ごとに１本ずつ火を灯してクリスマスを待ちわびます。
常緑樹の枝を丸くまとめて装飾したリースに4本のろうそくを立てて手作りする家庭が多いですが、最近ではアドベントクランツ用に4本のろうそくを立てられるキャンドル立てを使ったり、お花屋さんやマルクトで出来上がったアドベントクランツを買うのも一般的となっています。
いずれにせよ、ドイツでは一家に一つは用意するクリスマスの必須アイテムです。
この時期にドイツを訪れると、街中あちこちでアドベントクランツを見つけることが出来ます。様々な形、色合い、装飾があり、それぞれに味わいがありとても素敵。見ているだけでほのぼのと幸せな気分になります♪
クリスマスの時期のドイツ旅行、街中に灯るアドベントクランツに注目してみてください♪
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