おとぎ話に出てくるお城のような駅☆【ユルツェン駅】

ドイツ北部に位置するユルツェン(Uelzen)は、ガイドブックにも載っていないとても小さな街で、日本ではあまり馴染みがありませんが、実はここユルツェンには、世界的に知られた建物があります。
それは、オーストリアを代表する芸術家、フンデルトヴァッサー(Hundertwasser)が手掛けたまるでおとぎ話に出てきそうな可愛い駅。

フンデルトヴァッサーといえば、カラフルな色彩、どこまでも続く曲線、自然との共生が特徴のとてもユニークな建築でよく知られます。
ドイツにも数々の作品がありますが、その一つがここユルツェンの駅で、その芸術性が高く評価され、2009年にはドイツ国内の美しい駅を選ぶ「Bahnhof des Jahres」（今年の駅）に選ばれました。
また、「世界の美しい駅トップ１０」の一つに数えられ、毎年何千人もの人が世界中からこの芸術的な駅を見に訪れます。



↑ユルツェンの街には、駅以外にアートが沢山。

とても小さい街ですが、お時間があれば、ハンブルクやブレーメン、ベルリン間の移動の際に、是非立ち寄ってみては如何でしょうか。