でも、真っ平な(?)ものも中には存在するわけでして。
今回はそんなお城のなかからクレメンスヴェルト城(Schloss Clemenswerth)をご紹介しましょう。
ニーダーザクセン州の西部、オランダとの国境近くにあるゼーゲル(Sögel)という町にそれはあります。
↓こんな田舎に(笑)
このお城はケルン大司教であったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンの狩りのお城として建てられたもの。
そのため、防御という機能も必要なく、そして居住という機能も必要のない非常にシンプルなものに仕上がりました。
しかしながら、当時の権力者としての意地というがあったのでしょうか、バロック様式で豪華に作られています。
メインの建物を中心として、幾何学的に8つの建物が美しく並んでいます。
芝もきれいに整備されているのはさすがドイツ人的というべきでしょうか(^^)
建物としてだけでなく、全体的な調和のバランスで見ると非常に美しい、そんなドイツを代表するものの一つです♪