確かに、ドイツには5000種類以上ものビールがあり、一人あたりの年間ビール消費量も100リットルを超えています。
各地のビールを飲み比べるのは、ドイツ旅行の楽しみの一つかもしれませんね。
でも、せっかくドイツへ旅行するのなら、ビールだけでなくワインも召し上がってみて下さい。
ドイツには美味しいワインもたくさんあるのですよ♪
リースリングなどのドイツ特有の品種にはファンも多く、国際ワイン・コンクールで数々のメダルを受賞しています。
夏から秋にかけてドイツへ旅行される方は、各地で開催されるワイン祭りを訪ねてみるのもよいでしょう。
有名なお祭りをいくつかご紹介します。
一つ目は、ラインの火祭り(Rhein in flammen)。
ローレライ岩山の近く、オーバーヴェーゼルで毎年9月(2014年は9月13日)に開催されます。
お昼過ぎから夜遅くまで伝統的なワインマーケットが立ち、150種類以上ものワインを楽しむことができます。
さらに、21時からは花火が打ち上げられ、美しい光と音楽が街を彩ります。
ちなみに、このラインの火祭りは5月にはボンで開催され、7月はリューデスハイムとビンゲン、8月はコブレンツ、そして9月にオーバーヴェーゼル、最後はザンクトゴアールで幕を閉じます。
船に乗って、ライン川の上から眺める花火の美しさは格別ですよ。
二つ目は、世界最大のワイン祭り・ヴルストマルクト(Wurstmarkt)。
ドイツ南西部、マンハイムの西に位置する小さな街・バートデュルクハイムで、毎年9月中旬に開催されます。
600年近く続いている、伝統あるお祭りです。
150種類以上のワインが用意されているほか、その名の通りWurst(=ソーセージ)やフラムクーヘン(Flammkuchen)などのドイツ料理を召し上がれます。
9月中旬~下旬にかけてドイツに旅行される方は、ヴルストマルクトとオクトーバーフェストの両方を訪問するチャンス☆
残念ながら旅行の時期が少しずれている…という方もいらっしゃることでしょう。
そんな方にお勧めしたいのが、フェーダーヴァイサー!
.jpg)
9月~10月頃、各ワイン生産地ではフェーダーヴァイサー祭が開催されます。
世界遺産に登録されている街・リューデスハイムでの開催は、毎年10月下旬です。
ヴルストマルクトほどの規模はありませんが、その地の新米…ならぬ、新ワイン(Neuer Wein)すなわちFederweisserを楽しむことができます。
この時期になるとレストランのメニューにも登場しますし、ワインショップやスーパーでも購入することができます。
持ち帰り不可のため、現地でしか味わえないドイツの秋の味覚です♪
ワイン祭りも♪ライン川ツアーはこちら
オーバーヴェーゼル散策ツアーはこちら