ブラームス、ベートーベン、ヒンデミットとご紹介してきましたので、
今回はドヴォルザークのご紹介。
★★★2013年 ベルリンフィルハーモニー ジルベスターコンサート★★★
■出演■
サイモン・ラトル(指揮)
ラン・ラン(ピアノ)
■演目■
ブラームス: ハンガリー舞曲第1番 / 第3番
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番
パウル・ヒンデミット: 交響的舞曲第3番
ドヴォルザーク: 3つのスラブ舞曲
ハチャトゥリアン: 『ガイーヌ』より4つの舞曲
※現地諸事情により出演者や演目が変更になる場合がございますが、返金/払い戻しはいたしかねます。予めご了承ください。
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チェコ生まれのドヴォルザーク。
有名な曲は『交響曲第9番 新世界から』でしょうか。
スメタナとともに、ボヘミア学派と呼ばれ、チェコの国民音楽を築いた巨匠です。
貧しい家に生まれ、苦労しながら音楽家の道を一歩一歩歩んできたドヴォルザークですが、
ブラームスに才能を見出されてからは、その道が花開きます。
今回のコンサートで演奏される『スラブ舞曲』は、ドヴォルザークの名を一躍ヨーロッパ中に広めた作品。
この曲誕生のきっかけは、やはりブラームスです。
ブラームスはドヴォルザークの『モラヴィア二重唱曲集』をいたく気に入り、知り合いの出版社ジムロックに紹介します。
結果は見事大成功。
そして1878年、ジムロックはドヴォルザークに対して、ブラームスの『ハンガリー舞曲』に匹敵するような曲の執筆を依頼しました。
生まれたのが『スラブ舞曲集』。
民族的でどこか郷愁漂うその音色は、当時の風潮にも合っていたようです。
今回のジルベスターコンサートでは、ブラームスの『ハンガリー舞曲』もドヴォルザークの『スラブ舞曲』も両方演奏されます!
こういった背景を知ると、曲目の繋がりが見えて面白いですね。
*弊社在庫(10/16現在): 30日と31日のチケット、それぞれ残り2枚です!
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