ドイツの名(迷?)物 その4 マルチパン(マジパン)


北ドイツにあるハンザ都市リューベック。
世界遺産にもなっているこの美しい町にドイツを代表する名産があるのはご存知でしょうか?
マルチパン(日本ではマジパンとして知られている)というアーモンドの粉と砂糖などを練りこんで作ったお菓子です。

中世の頃、飢饉の際に余っていたアーモンドを使って何か食べ物を作ってほしいと頼まれたパン職人によって生み出されたとされています。

その粘りがある特徴から、粘土細工のように色をつけて動物や物の形にしてデコレーションされることが多いですが、ちゃんと食べられます。

リューベックでよく売られているのは、マルチパンをチョコレートでコーティングしたもの。
また写真のようなケーキも売られています。


少し癖のある味なので、好みは分かれますが、こちらもドイツを代表する名物ですね。







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