大人気の『ノイシュヴァンシュタイン城』の観光を旅程に組み込むには?


ドイツエクスプレスにたくさんのお問合せをいただきまして、ありがとうございます。
お客様のご希望に沿うオーダーメイド旅行をアレンジできるよう日々頑張っております!

さて、今回のブログはノイシュヴァンシュタイン城観光についてです。

ドイツ観光地ランキングでも常に上位に上がり、ドイツを代表する観光地として世界中からの訪問者が絶えないノイシュヴァンシュタイン城。ドイツエクスプレスにお問合せいただくお客様にも季節を問わず大人気で、ローテンブルクと1、2位を争っています。ディズニーランドのシンデレラ城のもとになったモデルのお城としても有名ですね。




ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)とは
このお城の築城者は当時のバイエルン国王ルートヴィヒⅡ世。1845年にバイエルンを統治していたヴィッテルスバッハ家の嫡男として誕生しました。18歳で即位し、見目麗しい青年王として国民に熱狂的に受け入れられました。

写真:ルートヴィヒⅡ世@gettyimages.co.jp

このような王家に生まれた子供の宿命というべきなのかはわかりませんが…ルートヴィヒ少年の父、マクシミリアンは執務で忙しかったため、ひとりの時間を過ごすことが多い幼少期でした。そんなルートヴィヒ少年が夢中になったのはゲルマン神話や中世騎士伝説。白鳥の騎士に自分自身を重ね合わせて中世への憧れを強くしていきました。

そんなルートヴィヒⅡ世に(悪⁈)影響を与えた人物が、リヒャルト・ワーグナー。ワーグナーの壮大な音楽物語の世界にルートヴィヒはのめりこみ、国王即位後パトロンとなってワーグナーを庇護し、国家財政を破綻させるほどの大金をつぎ込みます。

1869年には、幼少期に夢中になった中世騎士伝説を具現化するため、幽玄の山間に浮かぶ中世騎士の館・白鳥の城(ノイシュヴァンシュタイン城)の建設を開始します。築城の指揮を執らせたのは、建築家ではなく宮廷舞台芸術の画家でした。1886年未完ながらも住み始めたルートヴィヒ2世は、同年6月11日、精神病と診断され、ベルク城に幽閉されてしまいます。王がこの城に居住できたのは、半年もありませんでした。


ルートヴィヒⅡ世が情熱を傾けて作った白亜の城の内部には、黄金に彩られた「玉座の広間」や、オペラ「タンホイザー」の場面が描かれた「王の執務室」など、芸術を愛した王の想いが詰まった空間が続いています。絶壁の谷間にかけられたマリエン橋は絶景スポットです。お城の外観の美しさはもちろん、城内部の豪華な家具や調度品の数々もぜひご覧下さい。ノイシュヴァンシュタイン城の内部は30分のツアーでのみ見学ができます。日本語オーディオガイドもあります。


さて...大人気のノイシュヴァンシュタイン城ですが、アクセスはなかなか不便です…

お客様のご要望に応じて、ノイシュヴァンシュタイン城の観光を旅程に組み込むご提案をさせていただいておりますが、ドイツエクスプレスがおすすめしている方法は主に3種類ございます。

①ミュンヘンから日本語ガイド専用車を利用

◎このプランのメリット&デメリット
最大のメリットは『安心・快適・融通』です。デメリットはやはりプライベートガイドになりますので、料金がお高くなることですね。

日本語ガイドが付きますので『安心・快適』は間違いありません。『融通』という点では、ミュンヘンから出発し、ノイシュヴァンシュタイン城と他のご希望観光地(世界遺産ヴィースの巡礼教会やリンダーホフ城など)を組み合わせることもできますし、観光後にミュンヘンのホテルに戻るという選択肢以外に、他の都市のご宿泊ホテルへそのまま荷物もご一緒にお送りすることも可能です。移動距離により料金が変わりますので、ご希望のルートがございましたら、お気軽にお尋ねください。お見積もりいたします。

旅行の滞在期間があまり長く取れないけれど効率的にご希望の観光地を巡りたいお客様には最適なプランです。また日本語ガイド専用車は、
1台あたりで費用計算されますので、お一人様ですとどうしても割高になってしまいます。カップルまたはご家族でご利用されるのがおすすめです。

②ミュンヘン発着の日帰り混載バスツアーに参加

◎このプランのメリット&デメリット
最大のメリットは『安心・快適・お値打ち』です。デメリットは、混載ツアーですのでプランの融通が利かないこと‥ですが、この点はさほど気にならないかと思います。実際、コロナ前は混載バスツアー参加がお客様に一番人気のプランでした。ドイツエクスプレスのHPに掲載されているモデルツアーは日本語ガイド専用車を利用するプランが多くなっていますが、その部分を混載バスツアーに変更することができますので、是非ご相談くださいね。

<ミュンヘン発着の日帰り混載バスツアーについて>
ミュンヘン駅の集合場所からノイシュヴァンシュタイン城を含む混載バスツアーが出発しています。観光後は、ミュンヘンに戻ります。お客様のご旅程に合うツアーがございましたら、お気軽にご相談ください。

(1)(英語ガイド付)「ノイシュヴァンシュタイン城&リンダーホフ城1日観光」:毎日催行

(2)(日本語ガイド付)「ノイシュヴァンシュタイン城と世界遺産ヴィース教会1日観光」
期間&曜日:6月3日~10月18日(水・土曜日催行)、
注)上記期間の内、7月15日~8月31日のハイシーズン(水・土・日曜日催行) 


③ノイシュヴァンシュタイン城の麓の村、ホーエンシュヴァンガウに宿泊

◎このプランのメリット&デメリット
最大のメリットは、『夜のノイシュヴァンシュタイン城を見られること』です。またミュンヘンから列車やタクシーを使うプランですので、料金が高くないことも魅力かもしれません。デメリットは、1泊しての観光になりますので時間が多く取られてしまうこと、宿泊先が変わりますので荷物の移動が少々大変なこと...です。

<ホーエンシュヴァンガウ宿泊プランについて>
ミュンヘン中央駅からフュッセン駅まではバイエルン地域鉄道で2時間10分ほど。1時間に1本電車が出ていて、途中1回乗り換えが必要です。

ドイツエクスプレスでは、『ホテル・ミュラー』に空き室がありましたら、ご案内することが多いです。ホテル前からノイシュヴァンシュタイン城行きの馬車が出ているため、立地が抜群です!ノイシュヴァンシュタイン城が見えるお部屋も数室あり、こちらは大人気のため残念ながら予約できる保証はありませんが、ご希望の場合はお調べいたします。ホテルの
朝食会場からもノイシュヴァンシュタイン城が臨めます。

フュッセン駅から『ホテル・ミュラー』までは約4.2km、お荷物の移動を考えますとタクシーでホテルへ行かれるのが良いと思います。フュッセン駅近くのホテルやホーエンシュヴァンガウのスパ&ウェルネス付きのホテルなどもございますので、お客様のご希望に合わせて、ご宿泊先をご案内いたします。また『ホテル・ミュラー』は春から夏までの季節営業のみですので、11月~3月までは別のホテルをご案内しております。

ホテル前から馬車またはシャトルバス、徒歩にてノイシュヴァンシュタイン城へ向かいます。ホテル到着日または宿泊翌日に観光を組み込めます。

ノイシュヴァンシュタイン城以外にも、ルートヴィヒⅡ世が子供時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城、アルプ湖、バイエルン王博物館など見所もたくさんございます。また、パステルカラーのかわいらしい建物が立ち並ぶフュッセンの街をゆっくり散策できるのも宿泊されたお客様の楽しみですね!

写真:ホテル・ミュラー©Hotel Mueller official HP


ドイツエクスプレスでは、お客様のご希望、ご予算に合わせて旅程をアレンジしております。上記をご参考にしていただきまして、お気軽にお問合せくださいませ。



















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