クナイプ療法の町バート・ヴェリスホーフェンへ行ってみませんか?


photo©Kur- und Tourismusbetrieb Bad Wörishofen

ドイツのクナイプ療法ををご存じですか?日本ではクナイプ・バスソルトで知られていますね。私も近所のドラッグストアで購入できるので使っています。最近のお気に入りはジンジャー&柚子。ジンジャーエールの香りがして身体もぽかぽか。とても良い気分になります。

クナイプ療法とは、19世紀前半にドイツで生まれたセバスチャン・クナイプ神父が提唱した自然療法で、2015年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。クナイプ神父は若かりし頃、当時の不治の病である結核にかかりましたが、水の治癒力を感じ、運動をした後ドナウ川に浸かるなどを繰り返し、自分で治癒されたそうです。その後、修道院で研究されていた薬草の力と組み合わせ、人間の治癒力を活性化させる自然療法を開発しました。クナイプ神父は「自然は、私たちが健康を維持するのに必要な全てのものを豊富に与えてくれます。
Alles, was wir brauchen, um gesund zu bleiben, hat uns die Natur reichlich geschenkt.」と言われていました。クナイプ療法は、水療法、植物療法、運動療法、食事療法、バランスが5つの柱となっています。

このクナイプ神父の教会があるバート・ヴェリスホーフェン(Bad Wörishofen)はミュンヘンから南西に列車で1時間ほどの緑豊かなアルゴイ地方にあります。町全体でクナイプ療法を実施する癒しの土地となっておりまして、自然派商品やクナイプグッズを販売するお店、カフェやレストランが数多く点在しています。ドイツでクナイプ療法は保険適用ですので、医師からの処方を持って長期に滞在する人が多いそうです。

町の中心には、クナイプ療法に基づいた広大な公園クアパークがあり、誰でも自由にクナイプ療法を体験できます。足浴・腕浴、薬草園、バラ園、香りとアロマの庭園、裸足で歩く小路など、植物と水、空気や鉱物、大地からエネルギーを貰い、自分の不要なものをデトックスできる仕組みになっています。


また巨大温泉施設テルメ(Therme)もあり、ここでは16歳以上であれば様々な温泉やサウナに入れます。水着着用の温泉エリアと、サウナなどの混浴で裸のエリアと分かれています。裸はちょっと無理という方は水着着用エリアだけを、冒険されたい方にはドイツでサウナ体験も面白いのではと思います。

宿泊先は、スパが充実している5つ星ホテルのシュタインベルガー・ホテル・ゾンネンホーフ(Steinberger Hotel Sonnenhof)から、家族経営の小さなホテルまでございますので、お客様のご希望にあわせて予約いたします。

クナイプ神父が働かれていた教会へも是非訪れてみてください。ドミニコ修道会に併設された教会は内装が大変美しくおすすめいたします。また修道院内にはクナイプ神父の博物館もあり、当時に暮らしぶりや治療法を見られますよ。

モデルツアーを考えてみました。ご参考までにご覧ください。初日は現地日本語ガイドさんに案内して貰うとスムーズに楽しめると思います。

ドイツの初日はミュンヘン泊、2日目に現地ガイドさんと鉄道でバート・ヴェリスホーフェンへ。バート・ヴェリスホーフェンでは3泊してみてはいかがでしょうか?贅沢な4つ星ホテルをご用意しました。5日目にはミュンヘンへ戻り、6日目はミュンヘンから鉄道で日帰りでドイツアルプス最高峰のツークシュピッツェへ日帰り遠足に行かれてみてはいかがでしょう?7日目に帰国します。ドイツアルプスの大自然に癒される旅の提案です。
クナイプ療法の町とミュンヘン🌟現地7日間

いかがでしょうか?久しぶりの海外旅行は南ドイツに癒されに行きませんか?ドイツエクスプレスでは、お客様のご希望やご予算をお伺いしてオリジナルのご旅行を提案しております。お気軽にお問い合わせください。


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