南ドイツ・クナイプ療法の町とミュンヘン✨ 現地7日間

バート・ヴェリスホーフェン

クナイプ療法を開発した、クナイプ神父の教会があるバート・ヴェリスホーフェンはミュンヘンから鉄道で南西に約1時間。町全体でクナイプ療法を実施する癒しの町となっております。ドイツではクナイプ療法は保険適用ですので、医師からの処方を持って多くの人が長期に滞在。こちらのツアーでは、ミュンヘンからお客様専用の日本語ガイドが同行し、初日のみ半日案内いたしますので、その後の滞在が安心ですね！

クナイプ療法とは、200年以上も前の19世紀前半にドイツで生まれたセバスチャン・クナイプ神父が提唱した、水療法、植物療法、運動療法、食事療法、バランスを5つの柱とする自然療法。2015年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。クナイプ神父は若かりし頃、当時の不治の病である結核にかかりましたが、水の治癒力を感じ、運動後にドナウ川に浸かるなどを繰り返し、自分で治癒されました。その後、元々修道院で研究されていた薬草と組み合わせ、人間の治癒力を活性化させる自然療法を開発。クナイプ神父の考えを継承するクナイプ社は現在、ヴュルツブルクに本社を置きます。

クナイプ療法を体感できる町の公園

クナイプ神父は「自然は、私たちが健康でいるのに必要な全てのものを豊富に与えてくれます。Alles, was wir brauchen, um gesund zu bleiben, hat uns die Natur reichlich geschenkt.」と言われていました。

町にはクナイプ療法の考えで作られた広大な公園（クアパーク）がございます。公園には、足浴・腕浴施設、薬草園、バラ園、香りとアロマの庭園、裸足で歩く小路、天然塩の香りをかぐ施設などがあり、植物と水、空気や鉱物、大地からエネルギーを貰い、不要なものをデトックスできる仕組みになっており、自由に散策できます。その他、全長12キロのクナイプの森の小路や、自然体験ルートなどもございます。

公共温浴施設テルメ（Therme）

温浴施設（Therme）はトロピカルリゾート風の巨大な公共スパで、入場は16歳以上。土曜だけは子供もOK。水着着用のエリアとサウナなどの裸のエリアに分かれています。裸はちょっと無理という方は水着エリアだけを、冒険されたい方にはドイツでサウナ体験も面白いのではと思います。レストランやクナイプ商品を扱うショップ、マッサージなどもございます。1日ゆっくり滞在してみてはいかがでしょうか？
<水着エリア> ●Thermal Paradise　温泉水に塩水、硫黄、ヨウ素、セレン、カルシウム、リチウムを加えて濃縮し、治癒効果を強化。重要な微量元素を吸収し、健康を促進。
<ヌードエリア>●Vitality Baths 　ヤシの木々と蘭に囲まれた癒しの温水プール。●Sauna 　10種類もの温度や材質違いのサウナがあります。

ミュンヘンでドイツのオーガニック（BIO）事情を♪

ミュンヘンでは、観光に加えて、オーガニック（BIO）製品（ドイツではビオと言います）が販売されている市場やスーパーに出かけてみては？

ドイツは身体と地球にやさしいBIO製品の先進国。ミュンヘンでは、市場ヴィクトアリエンマルクト（Viktualienmarkt）や、BIOスーパーのBasic Bio-Supermarkt（旧市街　Westenriederstraße 35）やAlnatura Supermarktなどの訪問をお勧めします。BIO食品や日本でもおなじみのコスメ、ロゴナ（Logona）、ラヴェーラ（Lavera）、アロマオイルのプリマヴェーラ（Primavera）や、食べられない化粧品は作らないアンネマリーボーリンド（Annemarie Börlind）、そしてスイス発の人智学に基づくヴェレダ（Weleda）など、お土産にいかがですか？

ドイツアルプスへ日帰り旅行

ミュンヘン滞在の1日はドイツアルプス最高峰、オーストリアとの国境にあるツークシュピッツェ（標高2962m）へ日帰り遠足に行かれてみては？麓のガルミッシュ・パルテンキルヘンまで鉄道で2時間。その後、登山鉄道とロープウェイで山頂まで一気に上ります！山頂駅にはカフェ・レストランがあり、お天気であればバイエルン地方やオーストリアのチロル地方が一望。大変美しい絶景がご覧いただけます。

鉄道時刻のモデルプランなどをお知らせしますので、ご自身で難なく行けます。ご希望あれば、追加料金となりますが、日本語ガイドを手配いたします。