小さな子どもと一緒にドイツ旅行...なんだか準備も大変だし、 荷物も多くなりそうだし、ドイツに着いてからも何かと不自由しそ うだし...ドイツ旅行は大好きだけど、子どもが大きくなるまで は行くのは難しいかも...と考えている方、いらっしゃいません か?
もしくは、ドイツが大好きで出産前は何度も行っていたのに、子ど もが産まれてからは行けてない!ドイツに行きたいー!と思ってい る方、いらっしゃいませんか?
もしくは、育休中で時間があるうちに子どもと一緒にどこか海外旅 行をしたいと思っている方、いらっしゃいませんか?
実際に「2歳児連れでドイツ旅行」をしたスタッフより、実体験レ ポートをお届けします。
少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
(子連れ旅行に対する考え方や子供の性格、その時々の状況はそれ ぞれ異なりますので、あくまでもご参考まで)
さて、まずは旅行の時期をいつにするかの検討。
子どもが2歳になっているかいないか、で航空券代金は大きく変わ ります。
2歳になるまでは座席を必要としないので、幼児料金(大人の約1 0%)で済みます。しかし2歳を超えると小児料金となり、座席も つき、大人の約75%がかかってきます(12歳未満)。
75%というとほぼ大人と同じ料金。。。
この代金だけ見れば、2歳になるまでに旅行したくなりますが、そ こは子どもの性格も考える必要がでてくるところ。
1歳すぎて2歳までの子どもと言えば、自分で歩けるようになった 喜びとあふれる好奇心の塊。はじめての機内に興奮して、親の膝の 上でなんてじっとしていてくれません。
大人しくお膝の上にいてくれたり、よく寝る子、まだあまり動かな い小さなお子様なら座席がなくても問題ないですが、そうではない 場合、子どものスペースという意味でも座席はあった方がいいかも しれません。
2歳未満でも小児料金を払えば座席は確保できますので、 お子様の性格等を考慮してこの点もご検討くださいませ。
※ちなみに原則として大人1人が同伴できる幼児は2人まで。大人 1人が幼児2人を同伴する場合、1人は小児運賃が適用されます。 なお、幼児運賃、小児運賃の設定がない運賃や割引率が異なる運賃
もあります。
また、旅行中に2歳のお誕生日を迎える場合はどうなるのか。
航空会社によって、出発時の年齢・運賃を適用するところもあれば 、往路と復路で別運賃で計算されるところも。共同運航便が否かに よっても異なってきますので、その時の状況に合わせてお問い合わ
せください。
旅行時期や日程が決まったら、次は航空会社選び。
フライト中から海外旅行の雰囲気を味わいたい方は、直行便のある ルフトハンザや全体としてフライト時間が多少短いフィンエアー( ヘルシンキ乗り継ぎ)、その他欧州系の航空会社をお選びください 。
対して、いわゆるきめ細やかなサービスや安心感を求める方は日系 の航空会社を。
機内で子どもが騒いだ時、何かあった時、機内食...諸々考えた 結果、私は後者を選びました。
そして幼児連れ長距離フライトの要となるのが座席指定。
隣同士に座ることは言わずもがな、通路側の確保も大前提、それに 加えて重要なのが「後部座席の確保」です。
後部座席は機体音が比較的大きいため、子どもが騒いでも多少は紛 れます。また、ご迷惑にならない限りで後方デッキあたりを歩かせ たり窓から外を見せたり...人の視線が届きにくい後部座席は幼 児連れの聖地と言えるかもしれません。
事前座席できる場合は必ずしておくことをおすすめします。たとえ 有料だとしても...その価値はあるかもしれません。
※たとえ事前座席指定をした場合でも、機材変更やその他の事情に より、座席は変更される場合がございます。搭乗チェックインの際 に再度ご確認ください。
続く