聖ヒルデガルト女子修道院の極上のワイン


ヒルデガルトの名前を聞いたことはありますか?聖ヒルデガルトはライン河畔のベルマースハイムに1098年生まれた修道女です。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと呼ばれますが、これは彼女が最初に修道院を建てたビンゲンにちなんで、ビンゲンのヒルデガルトという意味です。

医学と薬草に詳しく、「ヒルデガルトの医学と薬草学」「自然学」という著書があり、ドイツ薬草学の祖と言われています。40歳で幻視体験をし、後に教皇からその体験の執筆が認められ、「道を知れ」という本を書きました。彼女は天才だったのでしょう。劇を作り作曲もしました。現在、ヒルデガルト作曲の音楽を聴くことができますよ。私はちょっと興味があったので、購入してみました。グレゴリオ聖歌が素朴な感じになった教会音楽で、中世の雰囲気に少し触れられた気がしました。

さて、ライン河畔の町リューデスハイムから住宅街を抜け、ブドウ畑が広がる小高い丘を登ること徒歩30分。アイビンゲンという集落に聖ヒルデガルト女子修道院があります。リューデスハイムと聞いて、あれ?と思われた方いらっしゃると思います。そうです、ライン川クルーズの中心の町。ワインのつぐみ横丁(Drossselgasse)で有名なあのリューデスハイムです。

修道院の周囲に広がるブドウ畑は、修道女たちがビオ(有機無農薬)で栽培、醸造しているそうです。併設された販売所には沢山の種類のワインが売られています。リースリングだけでも甘口から辛口、スパークリングまで。もちろん試飲もできますよ。このビオワインは作り手が少なく、生産量が少ないので出回りませんが、極上のワインとして現地では有名だそうです。日本のソムリエが希少なワインを昨今買い付けに来ているという噂も聞きました。ワイン以外、修道院ビールも楽しめます。また、ビオのハーブティや古代小麦(ディンケルと呼ばれ、現在の大量生産できる小麦とは全く異なり栄養面が優れているそう)で作られたクッキー、パン、パスタ等が所狭しとおかれています。小麦が栄養面で優れていることについてヒルデガルトも述べているそう。近隣に住む人々は色々な自然食品を目当てに、車でこの修道院を訪れるようです。

修道院からの眺望もとても素晴らしいので、ライン川クルーズの際に、お時間が許せば是非立ち寄られてください。お時間のない方は、タクシーで。すぐに着きますよ。

ライン河畔のリューデスハイム


聖ヒルデガルト女子修道院HP 英語版

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ドイツエクスプレス
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