日本でも少しずつ周知されるようになってきましたが、 キリスト教が普及する国ではクリスマスと同様、 いやそれ以上に大切なイベントです。
また、 ちょうどイースターの時期が暖かくなる季節と重なることから、 春を告げるお祭りとして人々が待ちわびるイベントでもあります。
変動祭日のため年によって日にちが変わりますが、 2018年は4月1日!覚えやすいですね。
オーストリアでは、クリスマスマーケット同様、 イースターの2週間ほど前から、街の広場にはオースタン・ マルクト(イースター・マーケット)がたちます。 最近ではだいぶゆるくなっているようですが、本来、四旬節の期間 は肉、乳製品、卵などを食べることが禁止されており、 復活祭の日に解禁になります。そのため、オースタン・ マルクトにもワインや肉、 バターや乳などをふんだんに使ったお菓子などが並びます!
そしてもちろん、カラフルなイースターエッグも!
うさぎをモチーフにしたお菓子や雑貨なども並び、 あたりいちめんパステルカラーで彩られた世界に気持ちもウキウキ してきます。
【参考】ウィーンのオースタン・マルクト
・フライング広場・・・伝統的なオースタン・マルクトの雰囲気を味わうことができます。 規模は比較的小さめですが雰囲気がよく、 多種多様なイースターエッグが並ぶことでも知られます。
・アム・ホーフ広場・・・一般的な復活祭グッズに加えて骨董品や芸術品の屋台が出ます。
・シェーンブルン宮殿・・・市内のオースタン・マルクトの中では最も規模が大きく、 観光客から地元民まで大勢の客で賑わいます。場所柄、 ワインや軽食を扱う屋台も多数並びます。
この時期オーストリアを訪れる方は、 予定に組み込まれてみてはいかがでしょうか。