バイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)、この音楽祭での演目はワーグナーの歌劇。
1876年に初公演を行って以来、ブランクのある時期もありましたが、近年では毎年世界的な指揮者を迎え華やかな公演が続けられています。
さて、実は本来バイロイトという町とワーグナーとは全く縁もゆかりもなかったのです。
ワーグナーは自分の作品を公演する土地を探していたところ、ルートヴィヒ2世(ノイシュヴァンシュタイン城のあの王様)のコネ(?)により提供されたのがバイロイトだったわけでして。
この地には世界遺産にも登録されている辺境伯歌劇場が既に存在していました。
結局自分の歌劇場を作ってしまったワーグナーですが、この辺境伯歌劇場に何らかのインスピレーションは受けたかもしれません。
内装の豪華さといったら他に例を見ない素晴らしいもの。
音楽祭のチケットを入手するのは難しいかもしれませんが、この歌劇場であればすんなりと見学でき、ちょっとしたセレブ気分を味わうことが出来ると思いますよ♪