ベルリン郊外、オリンピアパーク内に『ヴァルトビューネ』という野外コンサート会場があります。「Wald(ヴァルト=森)+Bühne(ビューネ=舞台)」という名前の通り、森に囲まれた自然あふれるコンサート会場です。
毎年夏になると様々なジャンルの音楽コンサートが開催されますが、このヴァルトビューネのコンサートの中でも大人気なのが、♪ベルリンフィルハーモニーの年に1度の野外コンサート♪です。2020年は6月20日(土)に開催されます。
室内のコンサートホールでのコンサートと違い、ヴァルトビューネでは、食べ物や飲み物を片手にコンサートを楽しむことができます。別名「ピクニック・コンサート」として知られるこのコンサートですが、近年は安全面への配慮から持ち込み手荷物検査が厳しくなっています。大きなお荷物はホテルに置いて、簡単な手荷物だけをご持参ください。持ち込める荷物のルールは、実際に行かれるお客様に別途お知らせいたします。
会場内には食べ物や飲み物を販売する屋台がたくさんありますので、食事には屋台を利用する方がおすすめです。
ヴァルトビューネコンサートの開始は20時15分。夜が更けてくると辺りは幻想的な灯りが灯り、ロマンチックなムードに包まれます。森の緑に囲まれて心地良い夜風に吹かれながら、ベルリンフィルの素晴らしい音楽を楽しめるなんてまさに贅沢なひとときですね。
ドイツエクスプレスでは、ヴァルトビューネコンサートのチケットを既に確保しておりますが、リピーターのお客様も多く、毎年早々に完売してしまいます。ツアー募集を開始いたしましたのでご興味のございます方はお早めにお問い合わせください。
★★2020年 ベルリンフィルハーモニー野外コンサート(ヴァルトビューネ)★★
2020年ヴァルトビューネでタクトを振るのは、グスターボ・ドゥダメル氏!
ベネズエラ出身のドゥダメル氏は、ロサンゼルス・フィルの総監督である他、世界一流オーケストラからオファーが殺到し客演公演にも多忙です。2017年ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを歴代最年少35歳で指揮したことも記憶に新しいですね。情熱的かつ繊細な指揮で、演奏者と音楽ファンを魅了する次世代を代表する指揮者です。
ドゥダメル氏は、ベネズエラの音楽プログラム「エル・システマ」から生まれたスーパースターと言われています。エル・システマとは、ベネズエラの経済学者で音楽家のホセ・アントニオ・アブレウ博士が、1975年に始めた子供の音楽教育プログラム。全ての子供が無償で集団で音楽教育を受け、音楽を通して成長を促し、犯罪や暴力から守ることがその理念です。創始者アブレウ氏に見いだされたドゥダメル氏。自身は貧しい家庭出身ではないそうですが、恵まれない子供たちに芸術に接する機会や音楽教育を提供する新たなドゥダメル基金の活動も精力的に行っています。
ベルリンフィルとは、本拠地フィルハーモニーで多く共演し、ヴァルトビューネの舞台では、2008年27歳で初指揮以来、2014年、2018年と3度指揮。今回2020年は4度目となるベテランです。
古典から映画音楽まで幅広いレパートリーを持つドゥダメル氏。2020年のタイトルは『オリンピックの夜 Olympische Nacht』。時代もジャンルも様々な演目はドゥダメル氏ならではですね。初夏の一晩を美しい音楽の森で過ごしませんか?
■出演■
指揮 Gustavo Dudamel グスターボ・ドゥダメル
演奏 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
■演目■
☆ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲「プロメテウスの創造物 作品43」
☆リヒャルト・ワーグナー作曲 タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦から「大行進曲」
☆早坂文雄 作曲「羅生門」
☆イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲 火の鳥から「魔王の踊り、子守唄、終曲」
☆ジョン・ウィリアムズ作曲「サモン・ザ・ヒーロー(1996年アトランタ・オリンピックテーマ曲)」
☆ディミトリ・ショスタコービッチ作曲「黄金時代 作品22」
☆アルトゥロ・マルケス作曲「ダンソン8番 »Homenaje a Maurice«」
☆モーリス・ラヴェル作曲「ボレロ」
2020年ベルリンフィル・ヴァルトビューネ鑑賞ツアーはこちらをご覧下さい↓
グスターボ・ドゥダメル氏 公式HPはこちら(英語)
上記はモデルツアーです。お客様のご希望に応じて延泊や旅程のアレンジも承ります。お気軽にお問い合わせください♪