カトリックの巡礼地アルトエッティング


 アルトエッティングの慈悲の礼拝堂(グナーデンカペレGaden Kapelle)は、ドイツ最大のカトリックの巡礼の地です。歴史は古く、8角形の礼拝堂の基礎部分は西暦700年頃建築。巡礼の目的は礼拝堂の奥に立つ小さな木製の聖母マリア像です。この像は1330年頃に作られたといわれていますが、1489年に事故で重体になった男の子が聖母マリアに祈りを捧げた後、生還するという奇跡が起ました。それ以降、奇跡をもたらすマリア像として、大勢の巡礼者が来るようになったそうです。礼拝堂の周りには、マリア様の慈悲への感謝をつづった2000枚ほどの奉納額が飾られれています。

アルトエッティン
(Altötting)はミュンヘンの東90キロ、ザルツブルクの北65キロ。オーストリアとの国境に近く、スイス・アルプスから流れ出るイン川のほとりにあります。毎年、人口1万2千人の町に世界中から100万人のカトリック教徒が巡礼に訪れます。これまでピウス6世、ヨハネパウロ2世、ベネディクト16世の3人のロ-マ法王がこの地を訪れています。 先のローマ法王ベネディクト16世はアルトエッティングからイン川を下って15キロほどの村マルクトル・アム・インの出身です。

また、礼拝堂には、ヴィッテルスバッハ家の王様の心臓が保管されています。ワーグナーに心酔しノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ2世の心臓も保管されています。バイエルンでは、昔も今も信仰の中心となる礼拝堂です。

ちなみに、世界遺産ヴィース巡礼教会は、同じバイエルン州ミュンヘンの南西90キロにあります。こちらは、長い間しまわれていた木像の「鞭打たれるキリスト像」を農婦が貰い祈り続けていたら、1738年キリスト像が涙を流したといいます。このキリスト像に祈りを捧げるために巡礼者が増え、1746年に現在の華麗なロココ様式の教会が建立されました。

今年2018年は11月24日~12月16日までクリスマスマーケットが開催。

ミュンヘンからは列車で1時間半、車で1時間です。

また、オーストリアのチロル地方のエルルは6年に1度のキリスト受難劇で有名な村ですが、こちらはアルトエッティングからイン川の90キロほど上流(南西)に位置します。来年2019年は6年に1度の受難劇上演の年です。再来年2020年はドイツのオーバーアマガウで10年に1度のキリスト受難劇が上演されます。ご興味があれば、ドイツ最大の巡礼地アルトエッティングとキリスト受難劇の両方を訪問されるのもおすすめします。

ドイツ・エクスプレスでは、いくつかツアーをご用意しております。こちらを元に、お客様のご希望でオリジナルプランもお創りいたします。ご興味あれば、お気軽にご連絡ください。

2019年オーストリア・エルル 世界最古のキリスト受難劇
2020年ドイツ・オーバーアマガウ キリスト受難劇








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