10月3日は「ドイツ統一の日」


今日10月3日は「ドイツ統一の日」( Tag der Deutschen Einheit) としてドイツ国民の祝日です。

1989年11月9日に、28年もの間存在し続けた「ベルリンの壁」が崩壊。そして翌1990年10月3日、45年に及ぶ分断を経てドイツ再統一が成立しました。
当初は1989年にベルリンの壁が崩壊した日である11月9日が国民の祝日に指定されていましたが、この日は1923年のヒトラー・ルーデンドルフ一揆、1938年の水晶の夜がそれぞれ起こった日でもあり、祝日とするのは不適切であると考えられたため、再統一ドイツが成立した10月3日を国民の祝日としたそうです。

さて、ドイツ分断と再統一の歴史、少し複雑で分かりにくいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ドイツエクスプレスがご案内する『東西分断の記憶~ベルリンの壁跡をたどるツアー』では、今も現存する壁や、かつて壁があった跡地を日本語ガイドとたどります。
“進化する町”と形容されて注目を集めるベルリンの素顔と歴史を感じてください♪

ツアーの訪問ポイントはこちら:

■チェックポイント・チャーリー
 - 東西ドイツの入り口だった場所。かつての検問所が復元されています。ベルリン封鎖当時の様々な写真やパネルの他、西側の脱出に使われた車、気球やボート等が展示される壁博物館もあります。
■ベルリンの壁の跡
 - 壁後に沿って道路にレンガで印がされています。
ニーダーキルヒナー通りに残るベルリンの壁
- 現存する壁
■ポツダム広場
 - 東西分裂時代には広場を横切ってベルリンの壁が構築され、分断の象徴広場でした。東西ドイツ統一後は再開発が始まり、オフィスビルや住居ビル、ショッピングモールなどが並ぶ複合都市となっています。
■虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(ホロコースト記念碑)
 - ナチス政権下のホロコーストで殺害されたユダヤ人のための記念碑。19,000平米の敷地に並べられた2,711基のコンクリート製の石碑が印象的です。
■ブランデンブルク門
 - 東西分裂時代には東ベルリン側にあったために西ベルリンからは門の裏面しか眺めることができませんでした。壁崩壊で真っ先にブランデンブルク門前の壁が壊され、東西ドイツ分断と統合の象徴となっています。
■涙の宮殿(入場)
 - 東西分裂時代に旧検問所が置かれていた場所
■ベルナウアー通りに残るベルリンの壁&壁ドキュメンテイションセンター(入場)
 - 旧東ベルリンのベルナウアー通りは、壁建設直後、壁に面した建物から飛び降りて西へ逃げた人が多かった場所。二重構造だった当時の壁の一部が保存されており、国境としての壁の構造が分かります。

*上記スケジュールは目安です。交通事情等、現地諸事情により変更になる場合がございます。

ツアー詳細はこちら↓
『東西分断の記憶~ベルリンの壁跡をたどるツアー』








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