以前、
英国に駐在していたときには欧州諸国へ旅行する機会が何度かあっ
たのですが、
ドイツ観光にはあまり縁がなく、
いつかはゆっくり見て回ろうと思っていました。
今回、結婚30周年ということもあり、
連休を利用し家内と一緒にロマンチック街道を含む一週間の旅に出かけました。
まずはフランクフルトから鉄道を利用して、
大学時代に上ったことのあるケルンの大聖堂の威風を久々に堪能し、
またヴュルツブルグを起点として中世の面影を残すローテンブルグの街並みをエンジョイしてきました。
ミュンヘンではアルテ・ピナコテークのルーベンス・コレクションなどに圧倒され、
最後はルードヴィヒ2世の思いが未だそこかしこに漂っているようなノイシュバンシ
ュタイン城を訪れて、
楽しい旅は終わりました。
もちろん、ビールやソーセージそして私の大好物である「イモ」
もたっぷり堪能、
またこれまで欧州のパンといえばフランスパンが一番旨いと思って
いた私にとって、ハードなドイツパンの美味しさは新鮮な発見でした。
やや意外だったのは、入国時の審査の厳しさです。
テロ警戒の影響なのでしょうが、
帰国の航空チケットやホテル宿泊の確認書を提示させられたほか、
ユーロを幾ら持っているかを確認するといって財布を開けさせられたのに
はちょっと驚きました。
様子が解らずに長時間入国審査に戸惑っておられた旅行者も少なく
なかったようです。念の為。
Staff Comment