スタッフのドイツレポート ~ハーナウ・リンブルク編~


フランクフルト3日目。
この日は10時~フランクフルトと、14時~ボンで人と会う約束。
それ以外の時間を利用して、まず早朝にハーナウへ行きました。

この日の朝は、曇り。
ハーナウは、グリム兄弟の生まれ故郷でメルヘン街道の出発地点。
フランクフルトから、鉄道で15分と手軽にアクセスできる町です。

駅は、Hanau中央駅とHanau西駅があり、市街地は西駅が近くにあります。
中央駅までは若干歩くので、徒歩の場合は西駅利用がいいでしょう。
私は、せっかくなので2駅見てみようと、西駅→ハーナウ散歩→中央駅のコースにしました。

 
ハーナウ西駅を下り、数分歩くと開けた空間に出ました。町の中心、マルクト広場です。
正面には市庁舎と、その前にはグリム兄弟の像が堂々と立っています。

 
もう少し進むと、まさに童話の雰囲気ある建物。Goldschmiedehaus
  井戸も
schmiedenとは、「鍛造する」という意味。金細工博物館とか宝飾美術館とか、日本語では様々な呼ばれ方をしています。
聞いてみると、かつての市庁舎であった、とのことです。

さらに進むと、小川が流れていて町からは離れてしまったので、来た道とは違う道を通って戻ります。

 マリーエン教会

あっという間に時間が過ぎて、そろそろ中央駅に向かいます。

 
中央駅までの道すがら、ラベンダーがキレイなロータリーをパチリ

フランクフルト、ボンでのアポを終え、リンブルクへ(Limburg)へ足を伸ばしました。
ボンからはコブレンツで一度乗換え、所要時間は約2時間。

写真がないのが残念ですが、コブレンツからリンブルクへのローカル列車では、ギムナジウムに通う子供たちがガヤガヤ乗ってきて、他にはご近所のおばあさん、サイクリング途中のお兄さんなど、地元色の強い雰囲気に溢れてました。

そして、車窓のすぐ側に迫る緑の木々。
ラーン(Lahn)川に沿うラーン渓谷の山間をのんびりと進み、列車の中にいながらにして自然のパワーを体に取り込むことができ、次回は是非、どこかで途中下車して散策しよう!と心に決めたのでした。

ちなみに、このコブレンツからリンブルク間に、バード・エムス(Bad Ems)という皇帝に人気だった湯治場があり、今でも世界から保養のために訪れる人がいる町です。ガヤガヤしていないので、ゆったりと落ち着くには最適の場所だと実感しました。

さて、既に夕方となりましたが、リンブルクに到着しました。
駅から伸びる道をまっすぐ進むと市街地に出ます。
少し小雨がパラついてきました。

 

こちら可愛らしい木組みの家並みが、細い通りに隣接して建っています。

 
細い路地を進むと、所々に階段。 階段途中の通用門から帰宅する男性がいました。(この緑の葉っぱの間に消えた)

 

 続く路地

 
階段を上りきると、現れたドーム
これは近くで見るより、帰りの列車の中から眺めた町の風景が印象的でした。


さて、フランクフルトまで約1時間。
日が長いとはいえ、どんより暗くなってきたので駅に急ぎます。

翌日は、拠点をミュンヘンに移します。
そしてドイツ最後の1泊です。
お楽しみに!


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ドイツエクスプレス
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