ドイツのプラムケーキ


ドイツ語でプラムは「Pflaumen(プフラウメン) 」または「Zwetschgen(ツヴェッチゲン)」です。
プラムの種類で名称が変わり、Zwetschgenの方が少し小粒で酸味があります。

ケーキはドイツ語で「Kuchen」なので、プラムケーキは「Pflaumenkuchen(プフラウメンクーヘン)」または「 Zwetschgenkuchen(ツヴェッチゲンクーヘン」となりますが、両方とも発音が難しく舌をかんでしまいそうです…

パン屋さんでケーキを指差しながら「Ein Stück, bitte (アイン シュトゥック ビッテ)」と注文してみてくださいね。

ケーキの生地はイーストが入った生地でパンのように少し弾力があります。
生地の上にプルーンを縦割りにしたものが敷き詰められ、甘酸っぱい香りがします。プルーンの上に更にクランブルがのったものもあります。


おすすめは、砂糖の入っていない甘くない生クリームを添えた食べ方です。「Mit Sahne, bitte(ミット ザーネ ビッテ)」で生クリームを添えてくれます。
(お店によっては生クリームの用意がない場合もありますのでご注意ください…)


私のプルーンケーキの思い出といえば、大学生の頃、語学学校に通うために初めてドイツを訪れたときのことです。
夏の終わり頃、パン屋さんに並んだプラムケーキのあまりのおいしさにヤミツキになってしまい、語学学校が終わるとパン屋さんでほぼ毎日買って食べていました。

滞在は学生寮で、放課後他国の学生さんとみんなでプラムケーキを焼いてみようという話になりました。
プラムはマーケットでも新鮮なものがkg単位で売っていて、決して高くはないのですが、学生寮の庭にたくさんのプラムの木があり、熟れた実がたくさん落ちていました。

庭のプラムの実をたくさん拾い、いざケーキを焼こうと実を割ってみるとほぼ全ての実が虫に食われてしまっていて、ケーキにはとても使えず、あわててマーケットに出かけて購入したことを思い出します…


いくらフレッシュでも落ちている実には注意が必要です。

パン屋さんのプラムケーキなら安心!夏の終わりのお楽しみ、プラムケーキを是非お試しあれ。










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