フランクフルト近郊のマインツより南、フランス国境あたりまでをプファルツ地方といいますが、そこの名物のひとつにプフェルツァー・ザウマーゲン(プファルツ風豚の胃詰め)というものがあります。
腸詰めをソーセージというので、基本的には胃詰めもソーセージの一種なのですが、コテコテのソースをかけて食べるので、これが非常に重い、かなりヘビーなものです。
かつて旧西ドイツのコール首相が英サッチャー首相、米レーガン大統領、旧ソ連ゴルバチョフ書記長、仏ミッテラン大統領を招いた際(コール首相はこのあたりの出身)にこのザウマーゲンを振舞ったとか。
彼らのリアクションが一体どのようなものだったか興味ありますね…
プファルツ地方はワインの産地としても有名です。
このザウマーゲンとワインの相性もわりといいものですが、何せかなりヘビーなものですので相当の覚悟が必要かもしれませんね。