ハルツ狭軌鉄道 蒸気機関車の旅~ブロッケン線~


昔なつかしい蒸気機関車ファンの子供から大人まで、存分に楽しめる蒸気機関車の旅のご紹介です


ハルツ狭軌(ナローゲージ)鉄道~ブロッケン線~

ドイツ各地でレトロな蒸気機関車が観光客や地元の人々の足として今でも現役で活躍していますが、なかでもドイツ人に愛されているのが、ブロッケン山の山頂まで上り詰めるハルツ狭軌鉄道ブロッケン線の本格的な蒸気機関車です。

ハルツ狭軌鉄道は、かつて旧東西ドイツの国境地帯であったハルツ山地を走ります。
旧東ドイツに属していたブロッケン山の山頂付近には軍事施設が設けられたことから、一般人の立ち入りが厳しく制限されました。
豊かな自然が開発を逃れたため、深く濃い森を心行くまで味わうことができます。


ハルツ狭軌鉄道の旅は、標高234メートルのヴェルニゲローデ駅から標高1125メートルのブロッケン山の山頂まで約34キロ、ハルツの森を駆け抜ける約2時間ほどの旅です。開放的なデッキで雄大な景色を楽しむのがおすすめです。


※ヴェルニゲローデは気温が高くても、ブロッケン山頂は気温が低いこともありますので、夏でも羽織れる上着をもって行ったほうが安心です。


 ブロッケン山

ブロッケン山は1年のうち、約100日は霧に覆われています。そのため古くから「神秘の山」と言われてきました。「ブロッケン現象」という不思議な自然現象にその名が使われています。

ゲーテの戯曲「ファウスト」では「ヴァルプルギスの夜(4月30日の夜)」にドイツ中の魔女が集まって宴会を開く場所として描かれています。現在でも4月30日は周辺の町で魔女祭りが開かれ、魔女姿の人たちが機関車に乗ってブロッケン山へ向かう姿も見られます。

ハルツ地方の町のお土産屋さんに魔女人形が売られているのはそのためです。
ちょっと怖い雰囲気の魔女人形ですが、幸運を運ぶお守りとして親しまれています。


 
ヴェルニゲローデを散策

ハルツ地方の街は、木組みの家々が並ぶ美しい街並みが印象的です。 
ブロッケン線の起点駅であるヴェルニゲローデは木組みの家が多く並ぶ美しい街です。
旧市街の石畳のマルクト広場に面したカフェのテラス席でゆったりとクーヘン&コーヒーを楽しんでみてください。


ちょっと足を伸ばして
世界遺産の街、クヴェトリンブルクへ


ヴェルニゲローデから片道1時間ほどの街クヴェトリンブルクは、「ドイツでも最も美しい街」と呼ばれ、ドイツ人が一番行きたい街のTOP1にも選ばれたこともあります。1300もの木組みの家が旧市街にひしめき、現在でも中世の世界がそのまま残っており、どこか懐かしい雰囲気の知られざる秘都クヴェトリンブルクをぜひ訪れてみて下さい。。



今年の夏は、魔女伝説の残るハルツ地方を訪れてみませんか。

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